Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
久米 民和; 武久 正昭
Agricultural and Biological Chemistry, 47(3), p.627 - 628, 1983/00
グルコースイソメラーゼ含有Streptomyces菌体の凝集性に対する照射効果を検討した。菌体のキトサンによる凝集性は室温での照射により減少したが、凍結状態(-196C)で照射した場合には変化しなかった。Streptomyces菌体表面は負の電荷を有しているが、室温照射により電荷は減少し、5Mradで最初の値の60%にまで減少した。一方、凍結状態で照射した場合には、表面電荷に変化は認められなかった。Streptomyces菌体はキトサンを用いなくてもpHを4.5以下に下げることにより凝集し、この凝集は可逆的であった。凍結状態で高線量照射した場合、時時菌体凝集が認められ、この場合はpHは4近くにまで減少していた。以上の結果から、照射は菌体表面の負の電荷を減少させ、この表面電荷の減少が菌体凝集の減少をひきおこすと結論された。また凍結状態で照射した場合には、これらの変化は完全に保護されていることが明らかとなった。